「貧乏な人というのは、実際は貧乏が好きなのだ」
ツイッターでつぶやいたら炎上間違いなしのこの言葉を発したのは、成功哲学者としてアメリカで有名なナポレオン・ヒル。
20年以上かけて500人以上の成功者たちにインタビューしまくり、その上での気づきをまとめた著書「思考は現実化する」がバカ売れ大ヒット!彼自身もお金持ちになりました。
500ページ以上あるクッソ分厚いナポレオン・ヒルの成功哲学を読んで
心に刺さった箇所をまずはシェアさせていただきまーす!
あなたは本当に富を欲していますか?
もちろんお金が欲しいという「気持ち」なら誰もが持っています。
良い家に住みたい。美味しい物が食べたい。高級車を乗り回したい。若くて美しい恋人が欲しい。
しかしお金持ちになりたいと夢見ているだけでは、貧乏を望んでいるも同然なのです。
といった内容をナポレオン・ヒルは語っています。
「お金が欲しい」という気持ちと
「絶対にお金持ちになってやる」という強い意志を持っている状態には
天と地ほどの差があるとな。なるほど。
毎日職場や上司への文句、不平不満をだらだらこぼしながらも転職や起業をしないのは何故なのか。
…それは楽だからです。現在の状況を変えるよりは、何もせず耐える方が楽だからです。
深く考える事なく、体が疲れるまで働いて、寝て。また同じ日を繰り返す。
辛いようで実はこれって行動するよりは楽なんですね。
ア…心が痛い。それ以上ぼくを責めないで。
私自身、煩悩の塊であり、毎日お金持ちになったら何をしようか考えて過ごしています。
そこでお金が欲しい気持ちや理由を全てノートに書き出してみました。
しかし、何が何でもお金を手に入れてやる!!といった強い動機は見つかりませんでした。
忍耐強く努力して、チャレンジして、リスクを冒して、色々な物を犠牲にするまでは富を欲していないという自分の心に気づいたのです。
だからお金欲しいのに、毎日モンストやっちゃうのかー。
自分自身への理解が深まったわ。
富を求める意識ってどうやって見つけるの?
では、「富を求める意識」をどうやって見つけたら良いのか。
自分の心をどのように富を渇望する状態にもっていけばいいのか。
その方法を500ページ以上かけて書き上げたのがこの本なんですね。
目標の立て方、いつまでに達成させるのか、その為に捨てる物、具体的な行動。
自分の中にある願望を思考し実現化する為のステップを本に従い紙に書き出していきます。
私も部屋の壁に貼りました。
そうしてブログで本を紹介しようと思った矢先の事です。
英語版Wikipediaを見てみると思いもよらない情報が飛び込んできたのです。
ダダーン!!(ドラマチックな効果音)
「思考は実現化する」に書かれた話は嘘だらけだった!?
・実績もないのに弁護士と名乗る。
・500人にインタビューした証拠もない。
・経営していた大学が詐欺だと非難される。
・逮捕状を発行される。
・知り合いだと言っていた有名人たちは、実は友達でもなんでもない。
・本の中で紹介されていたナポレオンの息子は、耳が無く聞く事も話す事も出来ないとの事だったが、実際は聞こえるしほとんど普通に話す事も出来た。
そもそも彼のプロジェクトの始まりは、超大金持ちで鋼鉄王と呼ばれたアンドリュー・カーネギーに依頼され彼の手助けの元、成功者にインタビューしたという事であったはずだが
カーネギー関係者によるとそういった証拠はないとの事。
以上の事をナポレオン・ヒル財団に追求すると、火事により証拠は燃えてしまったと言うのだ。
えーーーっ!なにそれ、ヒドくない?
こっちは1週間以上かかって読み終えたってのにさ。
ウーン。でもさ、彼の教えに従い人生が変わった人が居るのもまた事実だろうし、要は気の持ちようって事なんだな。
自己啓発書ってそういうものだよ。
…そ〜お?…言われてみたら、なんだかそんな気もしてきた。
よーし、さっそくお金持ち目指して目標立ーてよ♪